財団法人福井県文化振興事業団

刊行物案内
季刊ブンカ VOL.12 SPRING2004

CONTENTS

■Essay
 パイプオルガンの完成にあたって
 (財)福井県文化振興事業団 理事長 小野 光太郎氏

■Top Interview
 世界で一つだけのパイプオルガン
 アンドレアス・シュルツ氏

■ブンカのトビラ 
 ベルンハルト・アルトハウス氏が語る
 パイプオルガン 音づくりの魅力 


ESSAY & TOP INTERVIEW

ESSAY
「パイプオルガンの完成にあたって」
(財)福井県文化振興事業団理事長
  福井県立音楽堂館長
  小野 光太郎氏

 県立音楽堂(ハーモニーホールふくい)大ホールのパイプオルガン設置工事が急ピッチで進んでいる。三月末までには設置が完了し、四月の最終調整を経て五月には初公演の予定である。  思えば専門家各位による1990(平成2)年の音楽堂基本構想策に始まり、その後回を重ねたハードおよびソフトに関する諸委員会を経て、97年秋に音楽堂は現在地に竣工したが、パイプオルガンの設置は当初より予定されていたものである。 

TOP INTERVIEW

「世界で一つだけのパイプオルガン」
カールシュッケ社 社長 アンドレアス・シュルツ氏(ドイツ)

 「ハーモニーホールふくいは、非常に美しいコンサートホールですね。ドイツにもこんな素晴らしいホールはありません」  そう話すのは、今春、福井県立音楽堂でお披露目されるパイプオルガンの製作会社、カールシュッケ社代表のシュルツ社長。ご自身もオルガン技師であり、世界の数々のホールに足を運んでいます。
ブンカのトビラ

ベルンハルト・アルトハウス氏(マイスター)が語る
「パイプオルガン音づくりの魅力」

パイプオルガンが美しい音色を響かせるためには、設置に際して微細な音の調整が必要となります。そんな細やかな音づくりを担当するエキスパートが整音技師。カールシュッケ社の整音技師長として数々のオルガン製作に携わってきたアルトハウス氏に、ハーモニーホールふくいでの音づくりについてうかがいました。  整音作業は耳だけが頼り。
 1本ずつ音を出し、微調整を。
 パイプオルガンの設置にあたり、最も重要なのが(整音)です。整音とは文字通り、音を調整する作業、整音作業を行うことにより、音がつくられ、パイプオルガンに生命が吹き込まれていきます。
 アルトハウス氏は、この整音作業に携わる技師長。ハーモニーホールふくいでの整音のため、ドイツから来福し、昨年11月から作業に当たっています。


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