刊行物案内
CONTENTS
■Essay
指定管理者制度への移行について
(財)福井県文化振興事業団 理事長 小野 光太郎
■Top Interview
食卓を彩る4つの工芸品
鯖江商工会議所 会頭 野村 一榮氏
■ブンカのトビラ
オペレッタの魅力
(財)日本オペレッタ協会 会長 寺崎 裕則氏
ESSAY & TOP INTERVIEW
ESSAY
財団法人 福井県文化振興事業団の指定管理者制度への移行について
(財)福井県文化振興事業団理事長 福井県立音楽堂館長 小野 光太郎
当事業団は、本県の文化振興を総合的かつ効果的に推進していくため、県・市町村・民間が一体となって昭和57年に設立され、これまで22年間、県民の文化意識の高揚を図り、個性豊かな地域の生活文化の向上発展に寄与してきました。
また、県立音楽堂の基本計画策定の段階から深く関わり、平成9年9月には県立音楽堂が開館し、その管理運営を県から委託されておりますが、平成18年4月1日から改めて指定管理者として任されることになりました。
TOP INTERVIEW
食卓を彩る4つの工芸品
鯖江商工会議所 会頭 野村 一榮氏
福井県内には、さまざまな伝統的工芸品が残され、今もなお受け継がれています。中でも鯖江市を中心とする丹南は、漆器や焼物、刃物、和紙など、どれもが食卓文化≠ノつながる工芸品が揃う全国でも珍しい地域です。この特性を生かし、産業観光の街づくりを考えているのが、鯖江商工会議所会頭であり、越前伝統工芸連携協議会代表でもある野村一榮さんです。
「鯖江市を中止に、車で約1時間圏内に4つすべての工芸品の産地が存在しています。このことを生かして、観光ツアーを計画しても面白いでしょう。各産地で手作り体験をしたり、伝統工芸士の話を聞いたり、時には宿泊してゆっくりしたり。高齢者の方にも楽しめるのではないかと思います」
ブンカのトビラ
寺崎 裕則氏(演出家)が語る
「オペレッタの魅力」
ヨーロッパの「知的大衆娯楽」であるオペレッタを日本に根付かせるべく、(財)日本オペレッタ協会を創立し、以後、歌舞伎とオペレッタ、東西音楽劇を融合させた日本ならではのオペレッタを創造、普及に尽力してきた演出家の寺崎裕則さん。この春、女流文学者で芸術院会員の津村節子さんの小説をもとにした音楽劇『福井ルネサンス』を脚色・美術・演出され、ハーモニーホールふくいと小浜市文化会館にて上演します。今や、稽古も最終段階。開演前に人間の音楽劇(ムジークテアター)≠ニしてのオペレッタの楽しみ方をお伺いしました。
「乞食と役者は3日やったらやめられない」
笑顔で語る寺崎さんは、子供の時から大の芝居好き。千葉県館山の疎開先でも劇団をつくり、演じる楽しみを体で覚えたといいます。学習院大学時代にはすでに演出家を目指し、演劇部の裏方や松竹での仕事に没頭していました。
当時、演劇部と女子学習院短大の文芸部は同じ部屋。華やかな女学生を憧れのまなざしで見ていた寺崎さんは1年生。津村さんは2年生。そして部室の奥にいつもでんと座っていたのが、津村さんのご主人となる吉村昭さんだったとか。実に、お二人の出会いは今から54年前のことになります。
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