刊行物案内
CONTENTS
■Essay
一家で福井に越してきて、十年になります
フクビ化学工業株式会社
取締役社長室長 五十嵐 紘氏
■Top Interview
祖先ゆかりの地には美しい四季と懐かしい薫りがある
越前松平家第20代当主
福井市立郷土歴史博物館名誉館長 松平 宗紀氏
■ブンカのトビラ
野の花文化賞受賞に寄せて
高橋 忠榮氏【みに・キネマ・福井 代表】、東 壮价氏
ESSAY & TOP INTERVIEW
ESSAY
一家で福井に越してきて、十年になります
フクビ化学工業株式会社
取締役社長室長
福井クラシック同好会企画担当
五十嵐 紘氏
私は終戦の年四月、旧満州国に生まれた。一歳半で引揚げ、大学卒業まで北海道に住んだ。就職して三十年の間に海外を含め都合十回の転勤を経験し、一家で福井に越してきて十年になる。福井は真宗のメッカであり、暁鳥 敏(あけがらす はや)の故地・松任に近い。また永平寺の膝下にある。当地での交流が深まり、これからやるべきことを考えると、郷土性と人生の関係に思い至ることが多い。
TOP INTERVIEW
祖先ゆかりの地には美しい四季と懐かしい薫りがある
越前松平家第20代当主 福井市立郷土歴史博物館名誉館長 松平 宗紀氏
越前松平家は、徳川家康の次男・結城秀康を祖とし、代々藩主として福井を治めてきました。第16代藩主・松平春嶽(慶永)に至っては、幕末維新期の活躍が今もなお後世に語り継がれ、最も身近な藩主として親しまれているのではないでしょうか。
松平春嶽(慶永)は11歳の時に、徳川御三卿の田安徳川家から越前松平家に養子に入り、第16代藩主となりました。その政治才能はあらゆる場面で発揮され、晩年は文筆活動でも評価されています。この春嶽(慶永)をはじめ、福井藩に歴代伝えられてきた資料は、福井の歴史を探る貴重なデータとして、昭和25年、第19代当主・松平康昌さんによって、福井県立図書館に寄託され「松平文庫」と名付けられました。
さらにその後、第20代当主・松平宗紀さんにより、新たな資料が福井市立郷土歴史博物館に寄託され、こちらは「越(えっ)葵(き)文庫」と名付けられました。
ブンカのトビラ
第17回 野の花文化賞 受賞に寄せて
昭和58年、財団法人福井県文化振興事業団が創設した「野の花文化賞」。平成4年度(第10回)までは毎年実施、平成6年度から隔年実施となり、今年で17回目を迎えました。その受賞式が、2月7日「ふるさとの日の記念行事」の中で行われました。団体「みに・キネマ・福井」代表の橋忠榮さんと、東壮价さんにお話をお伺いしました。
<団体> みに・キネマ・福井(福井市)
「感動を共有できる素晴らしい映画を福井の人に伝えたい。」
<個人> 東 壮价さん(越前市)
「文化は人の営み。皆んなが支えてこそ、文化は育っていく。」
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