CONTENTS
■ESSAY
『本物に…触れる・親しむ・育てる』
(財)福井県文化振興事業団 監事 松田範幸 氏
■Top Interview
『若者たちをオペラの世界へ』
指揮者 大野和士 氏
■ブンカのトビラ
『狂言役者茂山千之丞の魅力』
ESSAY & TOP INTERVIEW
ESSAY
「本物に…触れる・親しむ・育てる」
(財)福井県文化振興事業団
監事 松田範幸 氏
福井県の良さが、今注目されている。目や心を楽しませる四季折々の美しい自然や豊かな食文化、触れる機会を得たいと感じさせる由緒ある歴史や伝統文化が、福井の魅力として全国に発信されている。福井県の子供達の頑張りも目を見張るものがある。全国学力・学習状況調査で2年連続全国最上位、全国体力・運動能力調査でも同様の成績を収めている。更に、青少年、高齢者の生涯教育も最上位を占めている。
また、郷土の偉人に学び、郷土の良さを継承発展させる粘り強い県民性によって、他県に誇ることのできる特産品も数多く有名になっている。
TOP INTERVIEW
若者たちをオペラの世界へ
指揮者 大野和士 氏
25歳でドイツ・バイエルン州立歌劇場に留学したのち、ヨーロッパ各地の名だたる劇場で活躍し続けている大野和士さん。昨年、日本人ではじめてフランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者に就任しました。ここは、ヨーロッパにおいて最も若者の観客数が多いことで注目を集めています。この秋、リヨン歌劇場管弦楽団を引き連れて来福する大野さんに、人気の理由と舞台裏についてお聞きしました。
福井の主な産業「繊維」。明治時代、吹きはフランスのリヨンから、繊維の技術を学びました。そんな縁(ゆかり)のあるリヨンにおいて、めざましい活躍をされている日本人指揮者がいます。その名は、大野和士さん。2008年9月、日本人で初めて国立リヨン歌劇場の首席指揮者に就任しました。
大野さんが最初に指揮者になりたいと思ったのは、3歳ぐらいの時のこと。
「クラシック音楽好きの父が、ステレオでブルーノ・ワルター(※マーラーの弟子)指揮の『英雄』をかけていたのです。それを聴き、お箸を持って体をゆらし、踊りだしたのがはじまりです。その後、小学六年生のとき、病気になってしまった音楽の先生の代わりに神奈川県のホールで器楽合奏クラブの指揮を任されたのが、所謂指揮者デビューでした。高校生の時には合唱部に所属し、合唱部ととブラスバンド部をまとめ、モーツァルトの『レクイエム』を指揮したことが契機となり、本格的に指揮者を目指すようになりました」
ブンカのトビラ
狂言役者 茂山千之丞の魅力
10月9日に、狂言風オペラ『魔笛』で「ハーモニーホールふくい」に登場の茂山千之丞さん。若い頃から、歌舞伎、舞踊、映画、新劇、オペラと多彩なジャンルに飛び出して来た狂言界の旋風児。80歳を大きく超えた今も、その好奇心は尽きることがありません。しかし、あくまでも「自分は狂言者」という千之丞さんに、狂言とはどういう芝居なのか、その面白さ、可能性について伺いました。
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